2022/07/09 11:10
こんにちは!Lilaveです。 今回はLilaveの売り上げの10%をバリ島の人・動物に還元する”Share the big LOVES”の活動報告を致します! 前回の活動報告第一弾では、保護猫Siwaのストーリーをお届けしました。 今回は、個人保護活動家でバリ島で保護した犬たち26匹と暮らす、加納佳織さん、良一さん(Instagram ; @pan._.hana)への物資支援(ストリートドッグ用ドッグフード40kg)をいたしましたので、そのご報告をいたします。 -それぞれのストーリー:加納さんご夫婦 日本では近年野良犬・迷い犬の殺処分の問題やペットショップの存続意義についての議論が活発になってきていますよね。日本は先進国の中で動物の権利についての意識が低く、取り組みも少ないとの声もあがっています。 一方でバリ島では、「動物の権利」は存在しないに等しいものです。一部の動物好きの人や活動家を除いて、バリに住む人々にとって動物は人間の都合で生死を決められるものです。 バリ島のビーチや道路では、たくさんの野良犬たちや放し飼いの犬たちが歩き回っているのをよく見ます。一見すると自由でのびのびとしているように見えますが、毒殺やバイク・車との事故、食用として捕獲される危険と常に隣り合わせで生きています。 子犬の可愛い時期だけ飼って、大きくなったら捨てる、皮膚病になって汚いから捨てる、外国人が無責任に飼って国に帰る時に捨てる、悲しいことにそんなことの繰り返しでストリートで生きていかざるを得ない子が後を絶えません。 そんな中出会った、個人活動家の加納さんご夫婦。 まだまだ継続した支援のノウハウがないLilaveが、すでに支援を行なっている方を応援することでバリ島の動物に還元できないか?と考えていた際に「ぱんはな家」のインスタグラムを見たことがきっかけでご縁が始まりました。 (以下より写真をタップするとインスタグラムの投稿に移動できます) 保護したわんちゃんたち26匹と暮らしながらも、ストリートで暮らす犬たちへのワクチン提供、去勢・避妊手術や食事の支援、必要に応じた医療ケアの提供を行なっている加納さん。 最近では破裂寸前の大きな腫瘍を抱えた野良犬「こぶちゃん」を苦労に苦労を重ね保護。 ほぼ全ての獣医師がさじを投げ安楽死を進める中で「こぶちゃんの残りの時間が安心・安全なものであってほしい」という思いでこぶちゃんの治療・緩和ケアを開始。5月末にこぶちゃんの最期を看取りました。 そんなストーリーを追う中で、加納さんの継続的な活動を少しでも応援させていただきたいとLilaveからアプローチしたことでご縁が始まりました。 26匹全員の食事、散歩、健康管理などをほとんどご夫婦お2人だけで行なっている加納さん。 なんとお散歩は朝に6匹以上ずつを連れて複数回行くそうです。1匹だけであっても、散歩に連れて行くと人間の方が疲れることが多い探究心旺盛で遊ぶのが大好きなバリの犬たち。毎日の努力が垣間見えます。 26匹+2人の生活の始まりは、インスタグラムのアカウント名にもなっている「ぱんちゃん」と「はなちゃん」との出会いがきっかけ。ぱんちゃんとはなちゃんとの生活が始まると、バリ島全土で過酷な環境で生きる犬たちが目につくようになったそう。 すると「今日見たあの子、大丈夫かなあ」と夜眠れなくなるほどぐるぐると「かわいそうな子」の姿が頭の中を巡ってしまうようになり、思わずレスキューせずにはいられないことが続いた結果、気がつけば大所帯になっていたとのこと。 そんな加納さんが考える、ストリートで暮らすバリ島の犬の現状の打開策は、徹底した去勢・避妊。 「いくら助けても、”蛇口”を閉めないことには負のループが回り続けてしまう」と佳織さんは定期的に発信しています。 バリ島で、人間の都合で日々捨てられ続ける犬たち。 もちろん去勢・避妊は済んでおらず、捨てられた1匹から5匹が生まれ、その5匹から新たな命がストリートで生まれ…という負のループがバリ島全土で回り続けています。 そういった悪循環を断ち切るため、加納さんは一緒に済んでいる26匹以外に、お世話をしているストリートドッグや地域犬達の去勢・避妊活動も行なっています。 継続的にお世話をすることで信頼を勝ち取る加納さんですが、ストリートドッグたちの中には警戒心が強い子もおり、そういった子は吹き矢で眠らせて捕獲し手術することもあるそうです。 たくさんの課題があるバリ島の動物を取り巻く環境ですが、日本からでも「ぱんはな家」の活動を応援することができます。 「ぱんはな家」のYoutubeやチャリティーTシャツ等の売り上げは全てバリ島の犬の保護・支援活動に当てられます。 インスタグラムでは、「ぱんはな家」に住む26匹のわんちゃんたちの生活や、バリ島の犬たちの様子を知ることができます。ぜひチェックしてみてください! 以上、売り上げの10%をバリ島の人・動物に還元する”Share the big LOVES”の、4/20から5月末までの活動報告でした。 お買い上げ頂いた皆様にとって、バリ島がより身近に、日本にいながらももっと好きな場所になっていれば幸いです。 支援金 ¥13,644内訳 第一回目の”Share the big LOVES”は、オープン2022年4月20日から2022年5月31日までの売り上げの10%、¥13,644(約Rp.1,400,000)を以下の内訳で使用致しました。 保護猫Siwa: Rp. 678,932 (加納さんご夫婦へ)ストリートドッグ用ドッグフード:Rp.750,000 詳細な内訳はこちらからご覧いただけます。 皆様のご理解に心より感謝いたします。 Lilave
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