2022/06/13 17:02
こんにちは!Lilaveです。 今回はLilaveの売り上げの10%をバリ島の人・動物に還元する”Share the big LOVES”の活動報告を致します! 4/20から5月末までの売り上げの10%(¥13,644)は、「バリ島の動物に還元」をテーマに保護猫Siwa(♀)と、個人保護活動家でバリ島で保護した犬たち26匹と暮らす「ぱんはな家」こと加納佳織さん、良一さんご夫婦に物資支援を致しました。 (内訳は「活動報告その2」にて公開いたします。) 今回は「活動報告その1」と題して -バリ島に暮らす動物達の現状 -保護猫Siwaのストーリー をお届けいたします! -バリ島に暮らす動物たちの現状 なぜ今回、バリ島の動物に還元することを選んだのか、理由を手短にお伝えいたします。 バリ島には様々な顔があり、暮らしてみると「最後の楽園」と言われる観光地としてのバリ島とは異なる表情を見せます。 その中には、暗く、できれば顔を背けたくなってしまう面も。 中でもガリガリの姿で道を歩き回る野良犬たちや、「大きくなって可愛くなくなったから」などの理由で日々捨てられる元子犬・子猫たち。 バリ島では、人間の都合で捨てられ、都市開発などの人間の都合で毒殺される危機に瀕しながらストリートで生きる犬・猫が人間の数よりも多いという現状が以前からありました。 コロナ禍でその状況は悪化。昨年末ごろからは飼い犬・飼い猫をもターゲットにした毒殺が毎日のように起っています。 そこで今回は縁のあったSiwaと、日本人ながらバリ島で継続的に活動する加納さん(https://www.instagram.com/pan._.hana/)にスポットを当て、バリ島の動物にLilaveの売り上げを還元いたしました。 -それぞれのストーリー:Siwa Lilaveのオーナーである今野が仕事を終え歩いていると、空き地から子猫が泣き叫ぶ声が聞こえてきました。鳴き声のする方を覗くと1匹の子猫が。周りには兄弟猫や母猫の姿は見当たらず、1人ぼっちの子猫は目が合った瞬間に子猫1匹ではとても超えられない深い側溝を超えてこちらにやってこようとします。 Siwaが泣き叫んでいた空き地。前日に雨が降り、深い水たまりもたくさんあり、危険な状況でした。 思わず今野が手を差し伸べると安心したように泣き止む子猫。これがSiwaとの出会いでした。 動物病院にて。レスキュー時は推定生後約2ヶ月ほどでした。 レスキューしたものの、飼い犬3匹と暮らしておりSiwaを保護するスペースがない今野。地元で人気を博すワルン(レストラン)のおばさんが、よく地域猫を可愛がっていたのを思い出し、おばさんに一時保護を依頼します。 ワルンのはじのスペースで一時保護されたSiwa たどたどしいインドネシア語を優しく理解してくれたイブ(おばさん)とイブの娘のコマンちゃん、コマンちゃんのいとこのアユちゃんが、里親が見つかるまで交代で一緒に面倒を見てくれることとなりました。 (この時はみんながDuduという名前をつけてくれていました) 二週間ほどたったある日、バリ島のレスキュアーと里親をつなぐフェイスブックグループのSiwaの投稿に、フランス人カップルから「すぐにでも里親になりたい!」との連絡が入りました。 Siwaほどの小さな子猫の飼育経験有無、職業、居住環境やバリ島在住予定期間、自国に帰国する際にはSiwaを連れて帰ることなどを確認後、トライアルへ。 トライアルを終える際にはすっかりSiwaとの絆を深め、「Siwaがいない生活は考えられない!」と言ってくれたSoleneカップルに正式に譲渡しました。 今では甘やかされながら毎日楽しく過ごしているそうです! 以上、”Share the big LOVES"活動報告その1として、バリ島に暮らす動物達の現状とSiwaのストーリーをお届けいたしました。 一緒に過ごしたのはほんの少しの間でしたが、Siwaにとって幸せな生活に繋げることができ、とても安心しています。 次回活動報告その2では、個人で保護活動を行なっている加納さんご夫婦のストーリーをお届けいたします! 次回も是非ご覧くださいませ。 Lilaveワルンのイブ、SoleneカップルとSiwa。トライアル出発時に。