2025/12/31 19:19
オーストラリアに本格的な夏がやってきた。
11月最後の週、ゴールドコースト、メルボルンで5週間を過ごしシドニー北のマンリーへやってきた。
バリで出会った友達の家にステイし、1週間ここで過ごすことに決めた。
なんとなく通りすがったことのあるエリアだけど、ローカルの友達とここで過ごした1週間は間違えなく今回のオーストラリア滞在の中でもハイライト。
朝の4時から太陽が昇ってきて、雲ひとつない青空。
窓の隙間から差し込んでくる太陽の光に起こされ毎日5時には自然と起床。
ベッドから波をチェックして波が良ければサーフィン、風が強かったら海岸沿いを1時間半ほどウォーキング。


オーストラリアに来て毎日平均で1万歩は軽々と歩いている。
海に行く途中でコーヒーを買って顔馴染みのバリスタと「今日は朝から風が強くなったね、だけど明日は波良いみたいだよ!」なんて会話をしてManlyの海へ。
どこに行ってもオーストラリアはアクティブな人々ばかりで、ランニング、ウォーキング、ビーチバレー、サーフィンをする人でが朝5時から賑わっている。
私の体内時計も完璧にこのリズムに馴染み、朝9時にはもうやりたいことが全て終わって得した気分。
お昼から仕事を始めるまでの数時間は近くに住んでいる友達とキャッチアップしたり、サーフィンに行ったり、マスクを持ってシュノーケリングに行ったり。
丘の上に建つこの家は風通しが最高で、夏のカラッと乾いた空気と、シャワー後に欠かせないボディークリームのココナッツの香りが家中に漂う。


パパッと目玉焼きを作ってチーズ、トマト、アボカドと一緒に香ばしいサワードウの上に乗っけて裏庭で食べる。
五感全てからこの場所に居られることに感謝できる瞬間。
オーストラリアの何がそんなに良いの?って聞かれると多分こういう平凡な瞬間だと思う。
毎日波を追いかけてる訳でも、特別良いサーフィンをしている訳でもない。
だけどすごく地に足が着いていて、平和で、穏やかで、柔らかい日々のお陰で神経がリセットされるこの感覚が今一番欲しかったもの。


仕事が一区切りした夕方6時半頃、友達のバイクの後ろに乗せてもらって、夕日で照らされたマンリーの街を走る。
小さな小道から見える海がキラキラ輝くゴールデンアワー、まるでどこかヨーロッパの小さな街にいるかのような気分になった。
バルコニーでワインを飲む夫婦や、1日海で遊んで日に焼けした子供たち、仕事終わりにひと泳ぎしに来る人。
どの場面を切り取っても絵になるようなマンリーでの生活、住むように旅するっていう言葉がピッタリの1週間。

特に観光っぽいことはせず、そこに住む人々と同じように仕事もし、スーパーでその日の気分で食材を選んで、明日の夜は何を作ろうかなんて考える。
旅先で予定を詰め込むことも、「行かなきゃいけない場所」を増やすこともなく、
ただ生活の延長線上に、海と人と時間があるだけ。
そして今回の6週間のオーストラリア旅ではそんな経験をさせてくれる友達に恵まれすぎた。
みんなバリで出会った友達、オーストラリアの行きたかった場所に住んでいて快く泊まる場所を提供してくれた。
しかもみんなオンラインで仕事をしていた友達だったお陰で、家で仕事をする環境も整っていて常に話ができる相手がいて、やりたかったことも全て満喫出来た。
ずーっと「夏はオーストラリアで3ヶ月ほど過ごす!」と口にしてきた2025年。
ビザも、滞在先をどうするかも、何もかも最初はわからず手探りでしかなかったけど、ぼんやりと頭に描いていたことが思った以上に最高な形で実現できて不思議と、大きな決断をした感覚はなくて、ただ「行ってみよう」と動いた先に、人や場所が静かに用意されていたような旅だった。
完璧な計画も、明確なゴールもなかったけれど、信頼できる人たちと、心地よい距離感で過ごせた時間は、何よりも安心感に満ちていた。


着用ジュエリー:デライトフルネックレス、ドロップピアス
大学時代にニューヨークへ留学し、中東での仕事やオーストラリアでのワーキングホリデーを経て、現在はバリ在住。
フリーライター、翻訳家、クリエイターとして多岐にわたる活動を行っている。
波と人、そして直感に導かれながら、海のそばで自由なリズムを大切に暮らしている。